書き物仕事が2つ終わり (まだまだ他にTo doはあるのだが)、週末は温泉旅行に出かけた。帰国前から楽しみにしていたやつで、向こうからネットで予約した。ちゃんと予約できてた。
湯布院の町外れにある、7年半前に一度訪れた宿への再訪。その間に変わったことといえば、我が家の家族構成と、熊本・大分を襲った地震。
本震では湯布院も最大震度6弱を記録し、多くの温泉宿も休業になった。地震から半年が経ち、当地にはいつもと変わらない風景が戻っているかのように見えた。
朝の金鱗湖。10時前に到着したので朝靄は少ししか残っていなかった。温泉が奥のほうから湧いているかららしい。中国語や韓国語が飛び交い、自撮り棒で記念撮影をする観光客に混じって撮影。
湖畔を少し散歩しつつ、湯布院御三家*1のひとつである亀の井別荘の苑庭にあるカフェで一服。気温は低かったが、今年は紅葉が遅い。あと1週間程度だろうか?
今回宿泊したのは亀の井別荘ではなく (残念ながら未体験)、部屋から由布岳がみえるこじんまりとした宿。7年前は、部屋付きの小露天風呂があり家族風呂もあり、ゆきとどいたサービスと美味しい料理で驚異のコストパフォーマンスだった宿。今回は、別の意味で驚きの連続だった。
布団を敷くのもセルフサービス、食事は並、部屋の露天は使用不能、そして翌朝の温泉は冷たくて入れず。子連れには、朝食が美味しく種類が多いのは有り難かったが、折角の休みを少なくない金額を払って過ごすのであれば、もう少し上乗せして、御三家とは言わないまでも「田乃倉」クラスの宿にするべきであったか (田乃倉は以前泊まったことがあり、これまでに行った温泉宿の中でTOP3に入る)。
ここで旅館の名前を出してもいいのだが、大人げないのでやめておく。地震の影響で経営が厳しいのだろうか、見たところワンオペで回していた。すき家か!
湯布院の近くにもいくつか観光スポットがあるが、今回は九重方向に向かい、「男池 (おいけ)」を訪れた。池の写真は後日掲載予定だが、透き通った水ときれいな空気で、マイナスイオンを感じるパワースポット、という売り込みはあながち間違ってはいない気がした。道が細く、運転には神経を使った。こういう時だけは昔乗ってた5ナンバー快速セダン*2が欲しくなる。
岩をつかむ木。もっと大きな巨岩を掴んでいる大木もあった。どうしてこうなった。
温泉宿のチョイスを誤るというハプニングはあったものの、久しぶりに日本を感じた非日常であった。年2回くらいはゆったりと国内旅行したい。来年は北陸へ!